ひのみや
火の宮
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 火の宮という神は元は人里離れた場所に祀られていたが、田植え歌を聞きたいというお告げにより、苗代の多い現在地へ遷された。
- 細部
- 中能登町のある集落では、田の神である火の宮をかつて集落から離れた寂しい場所に祀っていた。ところが今から百年ほど前、田植えのときに歌う田歌の声を聞きたいという神のお告げがあり、ハジカミと呼ばれる土地へ遷すよう求められたという。そこで苗代を多く作る現在の場所へ社を移したと伝えられており、田の神が人々の農作業の営みに近づきたいと望んだ移座譚として語り継がれている。
- 広まり方
- 1949年の『民間伝承』に掲載された、柳田国男「田の神の祭り方(下)」に記録がある。
- 地域
- 石川県中能登町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ