ひもどしのじゅほう
ヒモドシの呪法
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 柳町に伝わるヒモドシの呪法は、金盥の水に熾った炭の墨を入れてかき混ぜる火傷の手当てで、呪文は失われた。
- 細部
- 富山市柳町には、火傷を治す際に用いるヒモドシの呪法というまじないが伝わっていた。水を張った金盥に、赤々と熾る炭火の墨を火箸でつまんで落とし入れ、かき混ぜて冷ますというのがその手順である。あわせて唱える呪文も存在したというが、具体的な文言までは伝わっておらず、今では失われてしまっている。動作の型だけが記憶に残り、肝心の唱え言葉が失われている点は、都市部で民俗の呪法が薄れていく過程をよく示している。
- 広まり方
- 2000年の『加能民俗』所収、森俊「都市の呪法-富山市柳町の場合-」に記録がある。
- 地域
- 富山県富山市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ