ひきがえる
蟇
国内
未確認生物
- どんな話か
- 山小屋に泊めた美しい娘が夜中に男の血を吸っていたため木割りで打つと、翌朝男は死に、血痕の先で蟇が死んでいたという。
- 細部
- まんのう町の山小屋での出来事として伝わる。何人かの若い衆が寝泊まりしていたところへ、一人の美しい娘が一晩の宿を求めてやって来たので、そのまま泊めることにした。ところが夜が更けて皆が寝入ったころ、娘はそっと這うようにして男のもとへ近づき、口から血を吸い始めた。異変に気づいた誰かが薪割り用の木割りでその頭を打ちすえた。夜が明けてみると、血を吸われた男は息絶えていた。残された血の跡をたどっていくと、巣のそばで一匹の蟇が死んでいるのが見つかったという。
- 広まり方
- 1939年の『讃岐民俗』所収、和気周一「眞野聞書」に記録がある。
- 地域
- 香川県まんのう町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ