ひかひし
火かひし
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 火の玉が原因で家が半焼した際、四隅の茅で小さな家を作って燃やし、その煙に火玉を乗せて天に送り返す送り火の儀礼。
- 細部
- 人玉と呼ばれる火の玉が原因で人家が焼け、半焼するような事態になった場合には、決まった対処の作法があった。焼けた家の四隅から屋根に葺いてあった茅を少しずつ集め、それを材料にしてごく小さな家の形を作る。この小さな家に火をつけて燃やし、立ちのぼる煙にもとの火玉を乗せるようにして天へと送り返すのである。その間、居合わせた人々はそれぞれ鉦を打ち鳴らし、音を立てながら火玉を追い払ったという。
- 広まり方
- 1931年の『旅と伝説』所収、岩崎蝶仙「鼠の花籠」に記録がある。
- 地域
- 沖縄県石垣市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ