ひひ
狒狒
国内
未確認生物
- どんな話か
- 仙台から来た落武者一家のもとで狒狒が娘を食い殺し、退治された亡骸を学校の校庭に山の神として祀ったという伝説。
- 細部
- 今からおよそ四百年前のこと、落武者の大次郎という人物が、仙台の方角からこの土地まで一族を伴って逃れてきたという。大次郎の弟が、妻子を家に残したまま猟に出かけている間に、狒狒と呼ばれる怪物がその娘を襲って命を奪ってしまった。悲しみと怒りに駆られた弟は、兄である大次郎の力を借りて狒狒を討ち果たした。その後、狒狒の亡骸と落武者一族が持っていた武具は、現在の小学校の校庭にあたる場所に埋められ、そこに山の神が祭られるようになったと伝わっている。
- 広まり方
- 『昔話伝説研究』1986年掲載、常光徹「学校の世間話―中学生の妖怪伝承にみる異界的空間―」に記録がある。
- 地域
- 秋田県横手市
- 年代
- 戦国時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ