ひごい,ぬし
緋鯉
国内
未確認生物
- どんな話か
- 秩父の小沼に棲みついていた主は緋鯉の姿をしており、猟師にたびたび害を与えていたが、石堂様によってついに退治されたという言い伝え。
- 細部
- 秩父市内のある小沼には主が棲みついており、その正体は緋鯉であったという。色鮮やかな緋鯉の姿をしたこの主は、山に分け入る猟師にたびたび害をなしていたが、ついに石堂様と呼ばれる存在がこれを退治したと伝えられている。浦山渓谷に棲むヤマメやイワナについての記録の中で書き留められた話であり、渓流には時として主が棲みつき、魚の姿をとって人に災いをなすこともあるという言い伝えのひとつとして、地域に残されている。
- 広まり方
- 1971年刊行の『秩父民俗』に小川次郎が発表した「浦山渓谷のヤマメとイワナ」に見える。
- 地域
- 埼玉県秩父市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ