ひだるかみ
ひだる神
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 登尾峠から小野原へ下る途中にひだる神が憑く場所があり、通行人が急な空腹で動けなくなったという。
- 細部
- 豊岡市にある登尾峠から小野原の方角へ下っていく道筋には、ひだる神と呼ばれるものが取り憑くとされる場所があるという。二、三年前のこととして伝わる話では、昼食をとったばかりのある商人がこの場所でにわかに取り憑かれ、満腹だったはずなのに急激な空腹に襲われて、それ以上足を進められなくなってしまったそうだ。同じ場所では、薬王寺に関わる者も同様に取り憑かれた経験があるといい、この一帯がひだる神の出る土地として知られていたことがうかがえる。
- 広まり方
- 1930年の『民俗学』所収、鷲尾三郎「但馬高橋村採訪録(一)」に記録がある。
- 地域
- 兵庫県豊岡市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ