ひだるかみ
ひだる神
国内
未確認生物
- どんな話か
- 山で食事をする際は一部を分けて供えないと憑かれるとされる空腹の神で、憑かれると大食いになるという。
- 細部
- 三田の山間部では、山野で弁当を開く際にその一部をそっと脇へ置き、ひだる神への供物とする習わしがあった。供えを怠ると取り憑かれてしまうといわれ、腹を空かせた状態で山に足を踏み入れることも危険とされた。実際にこの神に憑かれた人を見た者の話では、何も言葉を発することなく、米を八合ほどと生の塩鮭を平らげてしまったという。空腹という状態そのものが山中で祟りを招く例として語り継がれている。
- 広まり方
- 1932年の『兵庫県民俗資料』に、弱法師による「散木談」として記録されている。
- 地域
- 兵庫県三田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ