ひだるご
ヒダルゴ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 駄場のはなや縄目すじで人に取りつき、突然の激しい空腹で足を止めさせるという怪。
- 細部
- 駄場のはなと呼ばれる一帯や、魔性の筋とされる縄目すじには、ヒダルゴが多くいると言われてきた。取りつかれた者は前触れもなく耐えがたい空腹に襲われ、それ以上は一歩も進めなくなり、冷たい汗が噴き出してくる。対処は単純で、何であれ少しでも口に入れさえすれば、憑いたものはただちに離れていくのだという。山道を行く者が携行の食べ物を欠かさない理由として語られる類の伝承で、忌み地の観念と結びついている点が土地の特徴である。
- 広まり方
- 1983年刊の『愛媛県史』第五章第三節、佐々木正興による憑きもの・妖怪伝承の記述に基づく。
- 地域
- 愛媛県砥部町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ