おおずのひとくちでなおるひだるがみ
大洲の一口で治るヒダル神
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 山道の決まった場所で急に空腹に襲われて動けなくなる憑きもので、何か一口食べれば治るという。
- 細部
- 河辺町では、山へ入った者が突然ひどい空腹に襲われ、足が前に出なくなることがあった。これはヒダル神が取り憑いたのだと説明される。手当ては簡単で、どんなに少量でもよいから何かを口へ入れれば、それだけですぐに回復するとされた。さらにこの神が出る場所はおおよそ見当がついており、その地点を通れば憑かれるものと考えられていた。山中の特定の場所と、身体の変調と、食べ物という対処法が一組になっている点が特徴である。
- 広まり方
- 1986年の『民俗採訪』に載る国学院大学民俗学研究会「愛媛県喜多郡河辺村」の報告による。
- 地域
- 愛媛県大洲市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ