やまのうちのきつねがみせたひだま
山ノ内の狐が見せた火玉
国内
未確認生物
- どんな話か
- 提灯を叩く音に付きまとわれた老女が、家の前で狐の名を出すと大きな火の玉を見せられた話。
- 細部
- 夜更けに桑を採ろうと畑へ出た老女が、手にした提灯をこつこつと叩かれるような音を何度も聞いた。心細くなって引き返す道すがらも同じ音は止まず、ようやく自宅の前まで戻ってきた。そこでこれは狐の仕業ではないかと口にしたところ、当の狐が大きな火の玉となって姿を現したという。物音で人を怯えさせる段階から、正体を言い当てられて派手に姿を見せる段階へ進む構成になっており、火の玉が狐の所業として語られている。
- 広まり方
- 1938年の『旅と伝説』所収、安間清「狐にばかされた話(一)」に見える。
- 地域
- 長野県山ノ内町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ