にいがたしのかじぜんちょうのひばしら
新潟市の火事前兆の火柱
国内
未確認生物
- どんな話か
- 大火事の前触れとして火柱が立つとされ、日露戦争後は見られなくなったという言い伝えと梟正体説を伝える。
- 細部
- この地域では、大きな火事が起こる前触れとして火柱が現れるのだと信じられていた。五、六間ほどの高さの火柱が立ってから数日後に実際に火事が起きたという話も語られている。もっともこうした火柱は日露戦争より後の時代になるとまったく見られなくなってしまったといい、ある時期までの限られた現象として記憶されている。火柱の正体については、梟が羽毛を抜いている様子が遠目には炎のように見えるのだという説明がよくなされ、あわせて鷺が薬缶に化けたり梟が提灯に化けたりするという話も一緒に語られていた。前兆としての怪異と、それを合理的に説明しようとする語りの両方が同居している点が特徴である。
- 広まり方
- 『高志路』1939年掲載、加藤辰藏「新津郷怪奇談」のほか、1948年掲載、同氏「新津の口碑伝説(三)」に記録がある。
- 地域
- 新潟県新潟市
- 年代
- 明治時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ