まつもとのかじのまえにでたひばしら
松本の火事の前に出た火柱
国内
未確認生物
- どんな話か
- 夜に窓へ映った二尺ほどの火を複数人が目撃し、三日後に近くで火事が起きたという体験談。
- 細部
- 夜の九時ごろ、窓ガラスの向こうにぶら提灯そっくりの火が突然浮かんだ。長さは二尺ほどで、同じ場にいた同僚たちもこれを目にしている。火はまたたく間に消えてしまい、正体はわからずじまいだった。ところが三日後、同じ時刻に半里ほど離れた場所で火事が起きたという。語り手は、これがいわゆる火柱なのかどうか判じかねると断っており、怪異と呼ぶか迷いを残したまま記録されている点が特徴である。報告時からおよそ十年前の出来事とされる。
- 広まり方
- 1938年の『民間伝承』に載る今井武志「火柱」による報告である。
- 地域
- 長野県松本市
- 年代
- 昭和
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ