じょうえつのひばしらとやまくずれのまえぶれ
上越の火柱と山崩れの前触れ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 宝暦元年、沖に出ていた猟師が見た赤い空の火柱は、その晩に名立を襲った崩落の前触れだったと伝わる。
- 細部
- 沖合で漁をしていた男が、ふと陸の方角に目をやると、空一面が赤らんで炎の柱が立ち上ったかのように見えた。驚いて舟を急いで岸へ寄せたものの、着いてみれば変わった様子は何もなく、拍子抜けして家路についた。ところがその晩、地鳴りとともに山が崩れ、名立の集落を呑み込んだ。あとから思えば、あの空の赤さこそ崩落の予兆だったのだと語り継がれている。
- 広まり方
- 『民俗採訪』1978年、国学院大学民俗学研究会による新潟県西頸城郡名立町調査で採録された話である。
- 地域
- 新潟県上越市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ