ひあぶりじぞう
火あぶり地蔵
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 大正末期、桐生の火あぶり地蔵の台石を売った家に災難が続き、易者の勧めで石を元の場所へ戻したという。
- 細部
- 大正の末ごろ、火あぶり地蔵についていた台石を手放して売ってしまったことがあった。ところが石を買い取った人の家では、その後思いがけない災いが続けて起こるようになる。困った家の者が易者に相談したところ、「台石が元の場所に帰りたがっている」との見立てを告げられた。そこで急いで台石を地蔵のもとへ運び戻すと、災いはおさまったという。地蔵に付属する石造物を軽々しく動かしてはならないという戒めとして、桐生の天神町周辺で語り継がれてきた話である。
- 広まり方
- 1982年刊『群馬県史 資料編26 民俗2』第一編六「俗信:二 祟り」(井田安雄)に採録されている。
- 地域
- 群馬県桐生市
- 年代
- 大正
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ