ひをかせ
火を貸せ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 夜道で「火を貸せ」と声をかけてくる少女姿の怪異。淵の主や水の精の子とされる。
- 細部
- 夜道で小さな女の子が現れ、「火を貸して」と頼む。伝わる話では、鬼久左という力持ちの男が、先を歩くおかっぱ頭の童女に出会い、煙管で頭を殴ると少女の姿が消え、男も気を失った。翌朝村へ戻ると、少女は亀淵の淵の主、またはその子だったと噂された。舞台は新城市の長岡と川合の間にある亀淵付近。柳田國男が「妖怪名彙(五)」(『民間伝承』4巻2号、1938年)で、『愛知県伝説集』の話として記録している。別の記録では、男は打ち据えようとした時点で気絶し、少女が消えた場面は記されていない。
- 広まり方
- 夜道での不可解な遭遇譚として地域内で語り継がれた。
- 地域
- 愛知県
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ