ひ
火
国内
未確認生物
- どんな話か
- 磯で蛸の足を繰り返し持ち帰っていた寡婦が8度目に海に引きずり込まれて死に、以来原城の沖へ毎晩火が飛ぶようになったという。
- 細部
- 南島原市南有馬町に伝わる話で、ある寡婦が磯で漁をしていたところ、石の上に蛸の足が突き出ているのを見つけた。喜んでこれを切り取って持ち帰り、夜のひそかな慰みとして用いるということを、同じように七回も繰り返していた。ところが八度目、最後の足を切り取ろうとしたその時、寡婦は海の中へ引きずり込まれて命を落としてしまう。その出来事があってからというもの、山から原城の沖に向かって、毎晩のように火の玉が飛んでいくようになったと語り伝えられている。
- 広まり方
- 1929年の『旅と伝説』に掲載された、榊木敏「伝説の島原」に記録がある。
- 地域
- 長崎県南島原市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ