へそのお
へその緒
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 子どもの行方が知れなくなったとき、へその緒を拝めば居場所が分かるとされた俗信。
- 細部
- 子の姿が見えなくなったとき、家に取っておいたへその緒に向かって拝むと、その子がどこへ行ったのかが知れるという。特別な呪具や祈祷師に頼るのではなく、家の中にしまわれた身近な品を手がかりとする点にこの土地の俗信の素朴さがある。へその緒が親と子を結ぶものと考えられていたことが、こうした言い伝えの背景にうかがえる。ただし、どのように拝み、どのように行き先を読み取ったのかという手順までは記録に残っていない。
- 広まり方
- 1974年の『民俗採訪』に収められた滋賀県高島郡マキノ町の調査記録に見える。
- 地域
- 滋賀県高島市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ