へんろすがたのおとこ
遍路姿の男
国内
未確認生物
- どんな話か
- 大根を乞う遍路を女が撥ねつけたため川が涸れ、遍路は芳野神社の明神の化身で祟りだったと伝わる地名由来譚。
- 細部
- 推古天皇の御代のこととして伝わる。ある女が川で大根を洗っていたところ、通りかかった遍路姿の男が一本譲ってほしいと頼んだ。女がこれを断って大根を投げつけると、それが男の目に当たり、その途端に川の水が涸れてしまった。それ以来、10月半ばから3月半ばの間はこの一帯だけ水が干上がるようになったという。村人たちは、この遍路が実は芳野神社に祀られる三社大明神の化けた姿であって、水が涸れるのは明神の怒りの表れだと語り継ぎ、涸れる川筋を大根川と呼び習わしている。
- 広まり方
- 『広島民俗』1979年掲載の荒木博之「民間説話研究へのひとつの態度」に記録がある。
- 地域
- 宮崎県西都市
- 年代
- 飛鳥時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ