へんげ
変化
国内
未確認生物
- どんな話か
- 禁足地いらずの森に入って道に迷った男の前にもじゃもじゃした変化が現れ、鍬を投げて逃げると翌日隣の大男が血みどろだったという。
- 細部
- つるぎ町に伝わる変化の話である。立ち入ってはならないとされるいらずの森に足を踏み入れたところ、道に迷ってしまい、あたりは急に暗くなった。すると目の前に、もじゃもじゃとした毛むくじゃらのものが現れ、その下のほうには黒いものも見えた。これは変化に違いないと思ったその人は、持っていた鍬を投げつけて急いで家へ逃げ帰った。すると翌日になって、隣に住む大男が血みどろの姿になっていたという。投げつけた鍬が変化の正体であった大男に当たったのではないかと語られている。
- 広まり方
- 1949年の『阿波民俗』所収、多田伝三「美馬郡八千代村の伝説その三」に記録がある。
- 地域
- 徳島県つるぎ町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ