あんようじのへんげ
安養寺の変化
国内
未確認生物
- どんな話か
- 享保11年、安養寺の寺男が一夜で馬頭鳩体に片足人片足鳥、蛇尾で火を吹く異形へと変じたという越後上田庄の怪異譚。
- 細部
- 享保十一年四月七日、越後国上田の庄にある安養寺に仕えていた納所の男が、一夜のうちに姿を一変させてしまったという。頭は馬のようで、体は鳩に似て翼を備え、片方の足は人間のまま、もう片方は鳥の脚となり、尾は蛇のかたちをして火を吹いたと伝えられる。この異形と化した者は毎日銅を三貫目も食べ、蛇の尾の部分だけでも米三升を平らげたというから、その異様な食欲もまた常人とはかけ離れていた。人が寺の内でこれほど劇的に姿を変えたという出来事は、当時の見聞記にも特筆すべき怪異として書き残されている。
- 広まり方
- 『続日本随筆大成』別巻(1982年)所収、本島知辰「月堂見聞集(中)」に記録がある。
- 地域
- 新潟県南魚沼市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ