ふじよしだのへびのりゅうへんか
富士吉田の蛇の龍化
国内
未確認生物
- どんな話か
- 青大将やヤマカガシは年を経ると龍になるといい、女性が山で昼寝すると蛇に見込まれるとも語られた。
- 細部
- 富士吉田市向原には蛇にまつわる言い伝えがいくつか残っている。青大将は大きく育つと「りゅう」と呼ばれる龍になり、ヤマカガシは「たつ」と呼ばれる龍になるとされ、ともに蛇が年月を重ねることで龍へと姿を変える存在として語られていた。この言い伝えは、信仰の記録と世間話の記録の両方にほぼ同じ内容で残っており、広く知られていたことがわかる。一方で、女性が山へ入って昼寝などをすると、蛇に見込まれてしまうと信じられていた。そのため女は山でうっかり寝そべったりするものではないと戒められており、蛇が単なる動物としてではなく、人に働きかける力を持つ存在として恐れられていたことがうかがえる。
- 広まり方
- 1983年の『向原の民俗(上)』と1984年の『向原の民俗(下)』(いずれも山梨県富士吉田市、都留文科大学民俗学研究会)に記録されている。
- 地域
- 山梨県富士吉田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ