へびつき
ヘビツキ
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 蛇をかまっているうちに正気を失った村の男が、神主のお祓いで元どおりに治ったという昭和初期の村上市の話。
- 細部
- 村上市に伝わるこの話は昭和のはじめごろのこととされる。村のある男が蛇をしきりにかまっているうちに、しだいに様子がおかしくなり、いわゆるヘビツキという状態になってしまった。仕事も手につかなくなり、目つきも変わって、舌をしきりにベラベラと動かしながら、何をするでもなくぶらぶらと過ごすようになったという。困った家族が神主にお祓いを頼んだところ、男の様子は元どおりに治ったと伝えられている。動物にとりつかれることで人格が変わってしまうという憑依譚の一例である。
- 広まり方
- 1982年刊『新潟県史 資料編22 民俗1』所収、水沢謙一「動物霊」の報告に記録されている。
- 地域
- 新潟県村上市
- 年代
- 昭和
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ