まつやましのりゅうぐうのつまとさらわれたたま
松山市の竜宮の妻と奪われた玉
国内
未確認生物
- どんな話か
- 竜宮から来たという妻が玉を残して去り、それを奪った城下が崩れたと語られる異類婚の昔話。
- 細部
- 大晦日、売れ残った幸木を海へ流した男のもとに、後日ひとりの娘が訪ねてきて夫婦となる。子が生まれたころ、島原の殿様が妻を乳母として差し出すよう命じた。妻は自分が竜宮の者だと明かし、玉を一つ夫に託して子に与えるよう言い残して姿を消す。その玉は殿様に取り上げられ、途方に暮れて海辺を歩く男に、女がもう一つ竜宮の玉を授けたが、それも同じく奪われた。男が村を出ていったのち、島原の城下は崩れ落ちたと語り伝えられている。
- 広まり方
- 1968年刊の『あゆみ―忽那諸島の民俗―』のうち、森正史監修による昔話の項に収められている。
- 地域
- 愛媛県松山市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ