せんだいのじゃれいななだいのたたり
仙台の蛇霊七代の祟り
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 早瀬家で半殺しにされた蛇の霊が七代の祟りを予告し、家に凶事が続いたという話。
- 細部
- 昔、おがら町(東八番丁)に早瀬という侍の家があった。あるとき厠に大きな蛇が入り込んだため、家人や若党たちが得物を手に代わる代わる打ちすえ、蛇は柱に巻きついて逃れようとしたものの力尽きて死んでしまった。それからというもの、早瀬家では妻の死産や当主の乱心・投身自殺、家人の病気など不幸が次々と起こるようになる。巫女に拝んでもらったところ、殺された蛇の霊が現れ、「どれほど加持祈祷をされようとも、早瀬の家には七代にわたって祟ってやる」と告げたという。明治の頃、語り手の母の実家の隣家にこの早瀬家の子孫にあたる老婆が身を寄せており、その繰り言としてこの話を聞かせてもらったとのことである。
- 広まり方
- 『宮城縣史 民俗3』(1956年)の妖怪変化・幽霊の事例篇に記録されている。
- 地域
- 宮城県仙台市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ