へびのむこいり
蛇の聟入
国内
未確認生物
- どんな話か
- 毎夜通う男の袴に糸をつけて後をたどると山中の蛇と知れ、菖蒲酒を飲んで子蛇を流産した昔話。
- 細部
- 器量のよい娘のもとへ、どこからともなく美男子が毎晩のように通ってくるようになった。不審に思った家の者が男の袴に糸を縫いつけておき、夜が明けてからその糸をたどっていくと、山の中にある大きな洞穴に行き着く。中からはうなり声とともに、娘に子ができたと話し合う声が聞こえてきたという。相手が蛇であったと知った娘が家に帰って菖蒲酒を飲んだところ、盥いっぱいになるほどの子蛇を流産したと伝わる。
- 広まり方
- 1981年の『伝承文学研究』所収、宮岡洋子「鳥取・中山町の昔話(二)」に記録がある。
- 地域
- 鳥取県大山町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ