へびのあな
蛇の穴
国内
未確認生物
- どんな話か
- 敦賀市で蛇の穴に刀を落とした武士が中の宮殿で捕らわれるが、観世音に祈って刀を取り戻し、神社に納めて剣の神としたという。
- 細部
- 敦賀市に伝わる話である。ある武士が蛇の棲む穴に誤って刀を落としてしまい、それを拾おうと自ら穴の中へ入っていくと、思いがけず立派な宮殿が広がっていた。そこで武士は宮殿の大将らしき者に取り押さえられてしまうが、観世音菩薩の名を唱えて助けを求めたところ、大将たちは一転してひれ伏し、恐れ入って刀を返したという。命からがら外へ抜け出した武士は、この出来事を機に刀を神社に奉納し、以後その刀は剣の神として祀られることになった。
- 広まり方
- 1941年の『南越民俗』所収、山本蕙市の「敦賀の傅説異聞」に記録がある。
- 地域
- 福井県敦賀市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ