へびむこ
蛇聟
国内
未確認生物
- どんな話か
- 蛙を助けた老人の娘に蛇が男の姿で通い、遍路の授けた知恵によって鷲に討たれたという話。
- 細部
- 山へ向かう途中、老人が蛇に呑まれかけた蛙を救ってやった。その家には器量のよい娘がおり、やがて夜ごと若い男が通ってくるようになる。娘は男に心を寄せたものの、次第に病みついてしまった。通りかかった遍路が、大杉の梢にある鷲の巣から卵を取って食べさせるとよいと教える。娘が男に頼むと、男は蛇の姿へ戻って幹を登り、巣へ手をかけようとしたところで親鷲に襲われ、食い殺されたという。助けられた蛙の恩返しとして語られる型である。
- 広まり方
- 1968年刊の『あゆみ―忽那諸島の民俗―』のうち、森正史監修による昔話の項に収められている。
- 地域
- 愛媛県松山市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ