へびじょちゅう
蛇女中
国内
未確認生物
- どんな話か
- 美しいオゲンシャの女中の正体は蛇で、夜な夜な池で蛇を捕っては汁にしていたと番頭に見られて姿を消したという。
- 細部
- オゲンシャで働くある女中は、とても美味な汁物を作ることで評判だった。見た目も美しく、夜になると髪を丁寧に結い上げて出かけていくのだが、なぜか朝になって戻ってくるときには、いつも薄汚れた様子をしていた。不審に思った番頭がある夜こっそりあとをつけてみると、女中は近くの池に飛び込み、そこで蛇を捕まえてから持ち帰り、それを使って例の汁を作っていることがわかった。正体を見られてしまったこの女中は、それきり姿を見せなくなったという。美味しい汁の正体も、女中の正体も、いずれも蛇だったのだろうと語り伝えられている。
- 広まり方
- 『四国民俗』1980年掲載、森永信夫「大川郡白鳥町の昔話」に収録されている。
- 地域
- 香川県東かがわ市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ