へびがみ
蛇神
国内
未確認生物
- どんな話か
- 老人の姿になった蛇が僧に成仏の手助けを頼み、淵へ血脈を投じてもらった礼に湧水と尽きない布を授けたという話。
- 細部
- ある日、老人の姿に身をやつした蛇が僧のもとを訪れ、自分が仏道へ入って成仏できるよう手を貸してほしいと頼み込んだ。僧がその蛇の棲む淵に向かい、血脈を投げ入れて弔いを行ったところ、蛇は望みどおりに成仏することができたという。その礼として、いつまでも涸れることのない良質な水が湧き出る場所と、どれだけ使ってもなくならない不思議な布を僧に授けたと伝わる。動物への供養が思わぬ恩恵をもたらすという、仏教説話の色合いが濃い伝説である。
- 広まり方
- 1936年の『旅と伝説』掲載、藤原貞次郎「花巻近郊の伝説」に記録がある。
- 地域
- 岩手県花巻市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ