うみをおよぐへび
海を泳ぐ蛇
国内
未確認生物
- どんな話か
- 猿島の春日神社の例祭前後、上総の山から島へ海を泳ぎ渡る蛇がいたと語られた。
- 細部
- かつて猿島にあった春日神社では、八月の下旬に例祭が営まれていた。その前後になると、対岸の上総にある鹿野山のほうから猿島にかけて、毎晩のように海を泳いで渡る蛇がいたという。ところが社が島を離れて横須賀の側へ遷されると、蛇が海を渡るという話もいつしか聞かれなくなった。祭りの日取りに合わせて神域へ集まる生き物という発想と、社の移転によって怪異そのものが失われるという結末が結び付いている。
- 広まり方
- 1933年の『民俗学』に載る大刀川総司郎「三浦半島民俗の一片」に記録がある。
- 地域
- 神奈川県横須賀市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ