ごしんぼくのへびとへびみち
御神木の蛇と蛇道
国内
未確認生物
- どんな話か
- 御神木の洞に棲んでいた蛇が木の焼失とともに骨となって現れた話と、高原山から通う蛇の跡だという畑の道の話。
- 細部
- 神社にあった古い御神木には、幹のうつろに何かが棲みついている気配があった。その御神木が火事で焼け落ちたとき、三日三晩にわたって悲痛な唸り声のようなものが聞こえ続けたという。四日目になって木の焼け跡を調べると、白い蛇の骨がばらばらになって残されており、村人たちはこれを神を守っていた蛇の亡骸として手厚く葬った。また別の言い伝えでは、一面に広がる畑の中に幅二間ほど、小石の多い一筋の帯状の場所があり、そこだけ毎年育つ麦が他より一尺近く短くなるという。これは昔、高原山からこの村へ通っていた蛇が通った跡なのだと語られている。
- 広まり方
- 1933年の『旅と伝説』所収、新里宝三「蛇の話(栃木県)」に記録がある。
- 地域
- 栃木県矢板市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ