うわじまのへびむことへびのこ
宇和島の蛇婿と蛇の子
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 夫と信じて通ってきた相手が蛇であり、女は蛇の子を大量に産んで死んだという藤田村の記録。
- 細部
- 予州宇和郡藤田村のこととして随筆に記された話である。ある女のもとへ夜ごと夫が帰ってきていたが、やがて女は身ごもった。まもなく病に伏せると、そのかたわらに蛇が寄り添い、まるで女を守るように離れなかった。女は蛇の子のようなものを一斗ほども産み落として息絶えた。病の床で女は下女に、通ってきたのは夫ではなく蛇だった、自分は生きたまま畜生道へ落ちてしまった、と泣きながら明かしたという。
- 広まり方
- 1974年刊行の『日本随筆大成』第二期に収める神谷養勇軒の『新著聞集』に載る。
- 地域
- 愛媛県宇和島市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ