だいじゃ
大蛇
国内
未確認生物
- どんな話か
- 炭焼きが大蛇を殺した祟りの話や、沼の蛇が里へ抜け出す蛇抜けの言い伝えが、この地に伝わっている。
- 細部
- 峠で大蛇を殺めてしまった炭焼き3人が村に戻ると、そろって耳が聞こえなくなり、そのうちのひとりの妻は山で怪我を負って命を落とすということがあった。これは殺された蛇の祟りだとして、人々の間で恐れられたという。また別の場所では、7月の巳の日にセキリョウサンという石地蔵を祀る習わしがある。これは大昔にこの一帯へ蛇が棲みついていたことにちなみ、蛇が抜け出さないよう祈るためのものだという。山奥の大小の沼にも蛇が棲むとされ、この蛇が沼から抜け出て里へ下ることを蛇抜けと呼び、3日から4日にわたって地鳴りが続くと伝えられる。かつてミカワという集落が、この蛇抜けによって押し流されてしまったこともあったという。
- 広まり方
- 1930年の『民俗学』所収、鷲尾三郎「但馬高橋村採訪録(一)」と、1965年の『民俗採訪』所収、國學院大學民俗学研究会「兵庫県城崎郡竹野町」に、それぞれ記録が残る。
- 地域
- 兵庫県豊岡市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ