へびのかよいむこ
蛇の通い婿
国内
未確認生物
- どんな話か
- 女中のもとへ通う若者の裾に糸を縫いつけて辿ると淵の蛇で、身籠っていた女中は淵へ身を投げた。
- 細部
- 庄屋の家で働く女中のもとへ、夜ごと一人の若者が通ってきた。不審に思った奥方が若者の裾へひそかに糸を縫い留め、その跡をたどっていくと、糸は淵に棲む蛇のもとへ続いていた。相手の正体を知った女中は嘆き悲しんだが、そのときすでに身籠っていた。思い詰めた女中は淵へ身を投げて命を絶ったという。全国に広く分布する苧環型の蛇婿入り譚が、地元の淵に結びついた形である。
- 広まり方
- 1978年の『伊予の民俗』所収、森正史「民俗点描(愛媛県温泉郡重信町)」に記録がある。
- 地域
- 愛媛県東温市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ