しらかわのかねをとかすへび
白河の鐘を溶かす蛇
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 鐘の下に隠れたアンデンボウを追い、蛇が鐘に巻きついて溶かしてしまったという話。
- 細部
- アンデンボウ(安珍坊)が鐘の下に身を隠したが、追ってきた蛇がその鐘に巻きついて熱で溶かしてしまったという。清姫伝説と同系の言い伝えである。同じ道成寺説話の型でありながら、僧の呼び名や語り口が地域ごとに少しずつ異なる点に、口承として伝わってきたことの痕跡がうかがえる。短い一文の中に、恋と恨みと蛇の変化という説話の骨格が凝縮されている。
- 広まり方
- 1989年刊行『番沢の民俗』、東京女子大学史学科民俗調査団による口承文芸の調査記録にみえる。
- 地域
- 福島県白河市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ