おうしゅうのおとこにばけたへび
奥州の男に化けた蛇
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 男に化けて女のもとへ通っていた蛇が、産気づいた湯の中に数多く現れたという話。
- 細部
- ある神社では、男の姿に化けた蛇が毎晩人知れず女のもとへ通い続けていた。やがて女は身ごもったが、なかなか子が生まれない。産気づいた際にたらいへ湯を用意しておくと、にわかに「シー」という不気味な音が鳴り響き、恐る恐る中をのぞき込むと無数の蛇がひしめいていたという。異類が人の姿を借りて通うという、異類婚姻譚の一例である。
- 広まり方
- 『伝承文化』1975年、岩手県江刺市梁川町大幡・西沢目・水岳・長京・久田地区の調査報告に記録される話。
- 地域
- 岩手県奥州市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ