きずつけたへびのちであかくそまったべんてんいけ
傷つけた蛇の血で赤く染まった辨天池
国内
未確認生物
- どんな話か
- 指を噛もうとした小蛇を鎌で傷つけたところ、その蛇が池の主で池の水面が血に染まったという話。
- 細部
- ある農家の小僧が井の頭辨天池のそばの雑木林で草を刈っていると、一匹の小さな蛇が指に噛みつこうとしたため、鎌でその蛇の首のあたりを傷つけてしまった。それから間もなく池の水面をのぞき込むと、いつもは冷たく澄んでいるはずの水が一面血に染まっていたという。実は先ほど傷つけた小さな蛇こそが、この池の主であったのだと伝えられている。小さな蛇の正体が池全体を支配する主であったという落差が異常にあたる。
- 広まり方
- 高橋文太郎の記録『化け弁天』(旅と伝説、1929年)に収録され、西東京市の旧保谷市域で伝わっていた。
- 地域
- 東京都西東京市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ