ながわのやしきをまもるだいじゃ
長和の屋敷を守る大蛇
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 床下の大蛇を家の守り神と知らずに殺した酒屋が、翌年に跡取りを失い没落したという話。
- 細部
- かつて手広く商いをしていた酒屋があり、その家の床下には大きな蛇が住みついていた。蛇は屋敷を守る主であったが、家の者はそれと知らず殺してしまう。一年ほど過ぎたころ、この家の息子が天井から垂れ下がる蛇を見て驚き、はずみで酒の中へ火を落としてしまった。燃え広がった炎に巻かれて息子は焼け死に、酒屋はその後衰えていったという。屋敷の主を害せば家運まで傾くという、守り神をめぐる戒めの筋立てになっている。
- 広まり方
- 1931年の『民俗学』所収、小泉清見「長野県伝説集」に収められている。
- 地域
- 長野県長和町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ