しばたまちのくろへび
芝田町の黒蛇
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 夫を恨みながら死んだ妻の布団の下に大きな黒蛇が現れ、その後家に不吉なことが続いたという話。
- 細部
- 江戸芝田町八丁目で、夫を深く恨んだまま亡くなった妻の敷布団の下から、六、七尺もある黒い蛇の死骸が見つかった。その蛇を海へ捨てたところ生き返り、外出していた夫より先に家へ戻っていたという。妻の四十九日を過ぎてから夫が新しい女を家に入れたが、その女は一晩でひどく怯えて逃げ帰った。恨みを抱いた死者が蛇の姿を取って家に留まり続けているかのような点が異様である。
- 広まり方
- 『新著聞集』(神谷養勇軒)が『日本随筆大成』第二期(1974年)に収められている。
- 地域
- 東京都港区
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ