おはつへび
おはつ蛇
国内
未確認生物
- どんな話か
- 亡くした一人娘の生まれ変わりとして老夫婦に飼われ、寺に祀られたと伝えられる蛇の話。
- 細部
- 木挽きを生業とする家で一人娘のお初が世を去り、母親は泣き暮らしていた。あるとき山中で小さな蛇に出会い、よく懐いたので娘の名をとって、おはつと呼んで手元に置いた。ところが近隣の者が気味悪がったため、やむなく殺すことに決まる。その前夜、蛇は夢に立ち、自分は亡き娘の生まれ変わりであること、両親に幸いをもたらす代わりに寺を建ててほしいことを告げた。死んだ場所に堂宇が建てられ、おはつは祭神として祀られ、老夫婦はその後を穏やかに過ごしたという。
- 広まり方
- 1968年刊の『あゆみ―忽那諸島の民俗―』のうち、森正史監修による昔話の項に収められている。
- 地域
- 愛媛県松山市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ