わくがふちのへび
わくが淵の蛇
国内
未確認生物
- どんな話か
- 娘のもとへ通う男の正体が蛇と知れ、焼かれて飛び込んだ淵の水が沸いたという地名譚。
- 細部
- 器量のよい娘のところへ、夜ごと男が通ってくるようになった。不審に思った父親があとを尾けると、男は洞穴の中へ入って姿を消す。そこで穴に菜種油を注ぎ入れて火を放ったところ、燃え上がった蛇が転がり出てきた。蛇はそのまま淵へ身を躍らせ、落ちた瞬間に水が煮えたつように沸き上がったという。この出来事から、その場所はわくが淵と呼ばれるようになったと語られる。異類婚の話が地名の由来として結ばれている型である。
- 広まり方
- 1997年の『昔話伝説研究』に載る常光徹の土佐・四万十川流域の伝説(二)に記録がある。
- 地域
- 愛媛県松野町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ