くりはらのたたるへびとへびおんな
栗原の祟る蛇と蛇女
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 蛇を殺すと祟る、田村将軍が蛇女と子をもうけた、柿渋で蛇の化け物退治、雷様が赤子を蛇から救ったなど、花山に伝わる蛇の話。
- 細部
- 花山には蛇にまつわる話がいくつも伝わっている。蛇を殺めるとその祟りを受けるといわれ、逆に屋敷に棲みついていた蛇がいなくなると、その家の財産までもが減っていくと恐れられていた。島流しにされた田村将軍にまつわる話では、彼が女に姿を変えた蛇とのあいだに子をもうけたと語られている。また、ある蛇の化け物を退治した話では、柿渋を用いてこれを打ち払ったといい、蛇の体には針でさえも毒になるほどの力が宿っているのだと言い添えられている。このほか、蛇に呑み込まれそうになっていた赤ん坊を雷様が救ってくれたという話も伝わっており、この赤ん坊の家はその後金持ちになったのだという。
- 広まり方
- 1974年の『民俗採訪』宮城県栗原郡花山村調査に記録がある。
- 地域
- 宮城県栗原市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ