からつのつきからにげるへび
唐津の月から逃げる蛇
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 旧暦7月26日の二十六夜待ちは月が蛇から逃げる日とされ、神の使いの蛇は島々を渡るとも語られる。
- 細部
- 鎮西町では旧暦七月二十六日の夜、青年会の行事として二十六夜待ちが行われる。この夜は空の月が年に一度、蛇から逃げ回る晩とされ、村人は笛や太鼓を鳴らして月の出を賑やかに後押しする。うまく拝めると、月が三つに割れて昇ったり、三体並んで現れたりすると語られる。一方、呼子町では蛇は神様の使いとされ、海を越えて島から島へと渡っていくものだといわれている。
- 広まり方
- 1968年の『民俗採訪』所収、國學院大學民俗学研究会による佐賀県東松浦郡鎮西町打上の記録と、1999年の『常民』所収、中央大学民俗研究会による佐賀県東松浦郡呼子町の調査報告書に、それぞれの話が残る。
- 地域
- 佐賀県唐津市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ