ほくとのへびごろしのたたりとへびづか
北杜の蛇殺しの祟りと蛇塚
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 三代前に蛇を殺して祟りがあったため、大柴家では屋敷神の祭りとあわせて蛇塚も祀るようになった。
- 細部
- 須玉町の大柴家では、十一月の酉の日に屋敷神を祭る際、あわせて蛇を守るための塚も祭る習わしがある。これは、三代ほど前の当主の代に蛇を殺してしまったことがあり、その祟りを受けたため、蛇の霊を鎮めるために祀るようになったのだという。この家ではまた、祝神へのお茶を供えるのを忘れると、その晩の夢に蛇が現れるとも語られている。過去の一つの過ちが代を超えて祭祀として受け継がれ、日々の些細な怠りにまで蛇の存在が結びつけられている点が特徴的である。
- 広まり方
- 1969年の『民俗採訪』に収められた「山梨県北巨摩郡須玉町旧増富村」(國學院大學民俗学研究会)に記録されている。
- 地域
- 山梨県北杜市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ