じゅうねんにいちどすがたをみせるへび
十年に一度姿を見せる蛇
国内
未確認生物
- どんな話か
- 山で見かける蛇は神様の化身で、十年に一度しか姿を現さないとされる。
- 細部
- 常陸太田市町田町で採録された、山の蛇に対する畏れの話である。落ち葉拾いに山へ入った人が、椎茸だと思って触れようとしたものは蛇だった。その蛇は神様の化身、神の使いにあたる存在で、十年に一度しか姿を見せないとされた。姿を見た者には祟りがあり、十日ほども寝込むほどの災いを受けると語られている。蛇を単なる山の生き物ではなく、神聖で近づきがたいものとして扱う内容である。『町田の民俗―茨城県久慈郡水府村町田地区―』九「口承文芸」に、東洋大学民俗研究会が1988年に記録している。
- 広まり方
- 1988年の民俗調査で町田地区の口承として記録されている。
- 地域
- 茨城県常陸太田市
- 年代
- 不明(1988年に採録)
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ