はなまきのびなんにばけるへび
花巻の美男に化ける蛇
国内
未確認生物
- どんな話か
- 美男に化けて娘をたぶらかし子を宿させるほか、殺されたことで祟りを及ぼすなど、様々な怪異を起こす蛇の話。
- 細部
- 蛇が見目のよい男に化けて若い娘たちに次々と近づき、身ごもらせてしまうという話が伝わる。娘の腹が膨れて十月を迎えるころ、編み笠をかぶり入れ物を提げた姿の蛇が現れて生まれた蛇の子を引き取っていき、来なかった場合は家の者が始末したという。また、目の前で蛇が殺されるのを見た息子が原因不明の不調に見舞われ、祈祷によってようやく治った話や、家近くの馬場で悲鳴のような鳴き声がして行ってみると蛇が団子のようにいくつも絡まりあっていたという話も併せて伝わっている。
- 広まり方
- 1993年の『常民』岩手県和賀郡東和町の調査報告書(中央大学民俗研究会)に記録がある。
- 地域
- 岩手県花巻市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ