ごせんのきくひめへびとへびたたりのえ
五泉の菊姫蛇と蛇祟りの絵
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 落城の際に淵へ身を投げた雷山城主の娘・菊姫は蛇になったと伝わり、頭が重いときは蛇の祟りとして絵を描いて鎮守に貼る風習もある。
- 細部
- 雷山城が落城したとき、城主の娘であった菊姫は東光院という名の淵に身を投げて果て、そのまま蛇の姿になったのだと伝えられている。以来、この淵に石を投げ入れると雨が降ると言われるようになった。別の言い伝えでは、頭が重く感じられて調子が悪いとき、これは蛇による祟りのせいだと考え、紙に蛇の絵を描いて鎮守の長床の壁に貼りつけるということが行われた。同じように猫の祟りだと考えて猫の絵を描いて貼る人もあったという。菊姫の入水譚と、日常の不調を動物の祟りに結びつける俗信とが、同じ「蛇」の呼び名のもとに伝わっている。
- 広まり方
- 『近畿民俗』1973年、高谷重夫「雨乞の一方法―汚穢による雨乞―」と、『新潟県史』資料編22民俗1、1982年収録、鈴木昭英による第5編第1節「個人祈願」の2件に記録がある。
- 地域
- 新潟県五泉市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ