たかいたかみょうじんのこへび
高井高明神の小蛇
国内
未確認生物
- どんな話か
- 斎宮を務める少女が初潮を迎えると社に現れて追い立てたという、里宮に棲む小さな蛇。
- 細部
- 高井高明神には十一、二歳ほどの少女が斎宮として仕え、真夜中にひとりで社に残っても怖がることはなかったという。ところが体が大人に近づき月のさわりを見るようになると、どこからか小さな蛇が這い出して少女を追い、その子は家へ帰されて次の娘と役目を交代することになった。この蛇はこの土地の地主にあたる存在で、年を重ねても体が伸びることはなく、ふだんは神木の洞のなかに身を潜めていると古老が語り伝えている。清浄であることを求める神役と、それを見張る蛇という関係が語りの骨格になっている。
- 広まり方
- 1931年の『旅と伝説』所収、高橋宏一「蓼科山紀行」に記録がある。
- 地域
- 長野県茅野市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ