あいづわかまつしのへびのたまごをうむむすめ
会津若松市の蛇の卵を産む娘
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 蛇や蜥蜴を指さすと指が腐るとされ、菖蒲湯を怠った娘が夜な夜な男に通われ蛇の卵を産んだという2話。
- 細部
- 蛇やトカゲを指でさし示すと、その指が腐ってしまうといわれている。もし誤って指してしまったときは、ほかの子どもに斜めにした手で指を3回叩いてもらう「ユビキリ」という仕草をしてもらえば、難を逃れられるという。また別の言い伝えでは、5月の節供に菖蒲湯へ入りそこねた娘のもとへ、夜な夜な見知らぬ男が訪ねてくるようになった。ある晩その男が帰っていく後をつけてみると、裏手にある蛇の穴へと消えていった。その夜のうちに娘は急に腹痛を訴え、はんぞを用意して産ませたところ、生まれてきたのは蛇の卵であったという。
- 広まり方
- 1942年の『民間伝承』所収、五十嵐正巳「会津民俗雑記」、および1982年の『会津の民俗』所収、新井田忠誠「北会津村の魔除け,厄除け」に記録がある。
- 地域
- 福島県会津若松市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ